受かるための勉強法
ここでは、看護師として働きながら社会福祉士を目指す人のために、資格試験に合格するための勉強のコツと、おすすめの問題集を紹介しています。
試験に合格するために
社会福祉士の試験は、出題範囲が広いため覚えることが大変多いです。そのため、難しいわけではありませんが、全科目で得点が必要なため範囲の広さが難易度を上げています。苦手な分野を重点的に学習し、過去5年分の問題はしっかり解けるように参考書や問題集に取り組みましょう。
勉強方法のコツ
まず心がけたいのは、時間を有効活用するということです。看護師の仕事をしながら受験勉強をするには、休憩時間や通勤時間のちょっとした隙間時間を暗記をするための時間とするなど、隙間時間を有効活用し、勉強に取り組む工夫が必要です。
また、毎日時間を決めて勉強時間を確保することも必要です。社会福祉士の試験範囲は広範囲な上、全科目での得点が必要なので、必要な勉強時間は300時間と言われています。そのため、一夜漬けや休みの日だけ勉強に取り組むことはせず、長期的に勉強のスケジュールをたて、毎日少しの時間でも勉強時間を確保し、勉強に取り組むことをおすすめします。
勉強していく中で不得意な項目に出会ったら、ノートにまとめましょう。社会福祉士の試験は科目が多いため、どうしても不得意科目が出てくることでしょう。そこで、苦手科目は別のノートに書きだして覚え、ノートは持ち歩き、移動時間や隙間時間に繰り返し目を通して覚えるといいでしょう。
また、利用できるツールは積極的に取り入れ、問題集は最新のものを用意することも必要です。近年アプリや動画配信にて受験対策の解説や問題集が提供されています。動画配信では、独学では理解しにくいところや苦手なところを、講義形式で勉強することで理解できるようになる可能性もあるため、利用できるツールを有効活用しましょう。また、福祉の分野では法改正が頻繁に行われます。そのため、法改正があれば新しい情報をインプットするためにノートやテキストに書き込み、問題集やテキストなどは最新のものを用意し使用しましょう。
当然ですが、過去問題にも取り組んでおきましょう。実際の問題を解くことで、試験の出題傾向がわかり、苦手な分野も把握することができ、試験対策が立てやすくなります。試験範囲は広いため受験半年前くらいから取り組み始め、出題数の多さに慣れ、試験時間240分で150問の問題を解くペース配分を把握し、試験への準備をしていきましょう。そして、過去問題の正解率が9割であれば合格が見えてくるでしょう。早速挑戦してみたいという人は、以下の2020年度版の社会福祉士国家試験対策の過去問題集をご参考ください。
